消費性向なるもの
先日、友人のお見舞いの帰りに、西鉄薬院駅のミスタードーナツでお茶を飲みながら愉快な仲間たちと談笑していたときの話しである。
「最近気になる商品がケンチキ(ケンタッキーフライドチキンのこと)にある」と切り出した。
「それは何?」という話になり、それは「エッグタルト」だと話し始めた。
以前、個人的に「アンドリューのエッグタルト」に異常なほどはまってしまったことがあって、「エッグタルトと聞くとどうしても食べたい」のだけども、「ケンチキでエッグタルトだけを注文するには気が引ける」のだと自分の消費性向を説明してみた。
そうしたらば、愉快仲間たちから非難轟々雨あられ。
なぜにそこまで「そんなのおかしい」といわれなければならないのか、そのときばかりは不愉快な仲間たち。
ケンチキの主力商品は、紛れもなくフライドチキン。
そのケンチキで、フライドチキンを頼まずに「エッグタルト」のみを注文する後ろめたさ、そのことがどうしてもこの不愉快な仲間たちには理解してもらえない。
苦し紛れに、「じゃー、例えば、吉野家で牛丼を注文せずおしんこだけテイクアウトができるか?」と反論してみたが、火に油を注ぐ結果に。
あんまり自分の消費性向について軽々しく口にするもんじゃないと思った一日だった。
Relational Items
Reaction
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このような消費性向を持つに至ったのは、たぶんboffさんが、京都で生まれ育ったということと関連しているのでは?
京都の商いというのは、基本的に、お豆腐屋さんとか漬物屋さんとか、豆屋さんとか、一カテゴリーを扱う店が、日本のなかではどこよりも多いのではないでしょうか?
つまり、スーパーのようなよろず売りはしていない。
漬物はあそこ、お豆はあそこ。という風に店を買い分けしている消費の性向が根強く残っていて、だから、メインの商品以外のものを買うことに躊躇を感じるのではないだろうか?
な~んてことを思いました。
あんまり怒ると、脱毛につながるらしいので、ご自愛ください。ひひ
>京都
かもしれませんね。
しかし、なぜにあそこまで「あ×」だの「×か」だのいわれなぁ~あかんのんか?!:x:
とはいえ、「物を買う」という行為は非常に恥ずかしい行為なんだという発見に至りましたとさ。
あっ・・・脱毛が:ahhh:
吉塚商店街のことを書こうと思って、いろいろ検索してたら、吉塚の商店街長も務めているドイツパン屋さん、ぺルルの従業員のブログに行き当たりました。http://blog.goo.ne.jp/g-riot/
ペルルは精神障がい者の社会復帰の場所でもあり、このブログを読んで、とてもものすごくひたひたとした感動がありました。
こんな志があって、商店街の活性化もふくめてやっとんしゃったとばいねーと、なんだか敬意を表したいです。
主力製品を買わずにサブ製品だけ買う事に気が引けるのはともかくとして、
>吉野家で牛丼を注文せずおしんこだけ
せめて
吉野家で牛丼を注文せずカレーを注文する とか
明太子屋に入って明太買わずにノリを買う とか
ケーキ屋に入ってケーキを買わずにパンを買う
と言えばまだ理解も出来よう。
230円のデザートを付け合せと
同格にするからブーイングが起こるんだー:!!!:
ナメ猫さんへ
吉野家でカレーは問題ないでしょう。
「おしんこ」が極端なら、吉野家でお味噌汁だけ注文するならどうでしょう。
それは「なし」ですよね?
それと一緒の感覚です。
あー、もう恥ずかしいからやめて~!:oops: