高知に初上陸
「高知に来たぜよ!」というわけで、本日福岡から空路で高知県にやってきました。
高知県に来るはこれが初めて。
高知県といえば坂本龍馬、高知龍馬空港でご本人自らお出迎えをしていただきました。
高知県に着いて早々、高知市の横内小学校におうかがいして、いろいろとお話を聞くことができました。
お忙しい中、校長先生やご担当の先生にお時間をとっていただきありがとうございました。
横内小学校では教育ファームの取り組みが4月からスタートしていて、すでに田植えは終了されていました。
田植え以外にも、小学校の児童たちは地域の農産物やお米などについて、本やインターネットを使って調べ、グループごとに「米(コメ)新聞」の作成などをされているとのことでした。
これまでの取り組みの中で、地域の農産物を使った給食のメニューを児童たちが自分たちで考えて調理し、実際に食べてみて、いろいろと改良を加えて、高知市全小学校の献立になったメニューもあるそうです。
「米タルト」が大人気というお話でしたので、ぜひ今度試食させていただけたらなと思いました。
また、高知で300年の伝統を誇る「日曜市」にちなんで、横内地区で生産された農産物を児童たちが販売する「横内金曜市」が開催され、大盛況だったとも。
横内小学校でもいわゆる「バケツ稲」に取り組んでおられて、今は稲が発芽したばかり。
おもしろいのは、いろいろと条件を変えて、どの条件だとどういう発芽の状態になるのかを実験していることです。
これから、この「バケツ稲」と本当の水田に生育する「稲」とどう違うのか、引き続き観察を続けるとのことでした。
工夫次第でいろいろと学習する要素があるんですね。
校内でこれまでの取り組みについて説明を受けたのち、児童たちが植えた水田を見に連れて行ってくださいました。
ご覧お通り、しっかり曲がっています。
ですが、こういうことが大事なんだと思いました。
限られた面積の中で、最大限の収穫を得るために、どれだけ多くの苗を均質にしかも整然と植えることが、いかに難しいのかを知るきっかけになるからです。
「成功」からよりも「失敗」からたくさんのことを得ることができることは、教育ファームという取り組みにとって非常に重要なことかもしれませんね。
横内小学校のご担当の先生と校長先生、ありがとうございました。
また機会を見て、おうかがいします。
そして、「高知」といえば、やっぱりこれです。
はい、カツオのたたき!
やっぱ、本場のたたきは絶品ぜよ!
明日あさっては、介良(けら)小学校の教育ファームが行われている現場を視察してきます。
介良小学校の取り組みについては追ってご報告いたします。
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