カメラのイメージセンサーをクリーニングしてみた
かれこれ7年も愛用しているデジタル一眼レフカメラ(PENTAX K200D)ですが、いよいよイメージセンサーのゴミが気になってどうしようもない状態になりました。
実際に目一杯絞って撮影してみると、以下の写真のようにセンサー上のゴミがはっきり写り込んでしまいます(◯赤マルで囲んだのがゴミだと思われる)。
カメラを買い換えようかとも思いましたが、ダメ元でイメージセンサークリーニングキットを使って、自分でセンサーのクリーニングをしてみることにしました。
イメージセンサークリーニングキットは、クリーニングスティック(1本)とクリーニングシート(25枚)で1セットです。
クリーニングスティックの先端には、粘着性のある半透明なオレンジ色の特殊ウレタンゴムが装着されています。
この先端部分をイメージセンサーに直接スタンプしてセンサー上のゴミを吸着し、クリーニングシートに転写することでゴミを除去します。
クリーニングシートは、ミシン目から1枚だけ切り離し表面の透明フィルムを剥がして使用します。
実際の作業は、まずカメラのダストアラート機能でセンサー上のゴミを確認します。
この黒いのがセンサー上のゴミなので、レンズを外しミラーアップしてイメージセンサーを見える状態にしてからブロアーでゴミを吹き飛ばしてみます。
場合によってはこれでほぼセンサー上のゴミが除去できることもあります。
再度ダストアラートしてみて、それでも取り除けなかったゴミに対してイメージセンサークリーニングキットの出番です。
イメージセンサーにクリーニングスティックを1回スタンプするごとに、クリーニングシートの未使用の部分に押し当ててゴミを転写、そしてセンサーに1回スタンプ、またクリーニングシートの未使用面に転写・・・・、この作業をダストアラート画面で確認しながらゴミがなくなるまで繰り返します。
すると・・・・。
完全にゴミが消えすっきりしました。
作業上の注意点としては、クリーニングスティックをセンサーに強く押しつけないこと。
クリーニングスティックをセンサーに押し当てた状態で、動かしたり、引きずったり、ねじったりなどは絶対にしないこと。
垂直に押し当て、垂直に持ち上げるが基本です。
どうしても取り除けないゴミは、しつこくやってもセンサー自体を壊してしまう可能性が高いので潔くあきらめて、メーカーのサービスセンターにお願いしましょう。
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