おいさっ!おいさっ!
福岡に住み始めて10数年も経過して、今年、はじめて動いている「博多祇園山笠」をライブで見物しました。
男の汗と体臭でむせる、博多の夏の一大イベントです。
山笠は、7/1~7/15の15日間に渡って行なわれる、博多部における伝統的な男祭り。
最終日7/15の夜明け間近に行なわれる「追い山」では、「舁き山(かきやま)」と呼ばれる重さ約1トンもの山車を、「舁き手(かきて)」の男衆たちが交代しながら、櫛田神社までの約4kmの行程を猛スピードで駆け抜け、そのタイムを「流(ながれ)†1」ごとに競い合います。
見物したのは「追い山ならし」という7/15の本番に向けた予行練習です。
はじめは博多区にある冷泉公園横の土居町通りで、追い山ならしのスタートを待つ舁き山を見物しました。
ひと山ひと山見ていると、アッというまに見物客と舁き手衆の波に飲み込まれ、気が付けば締め込み姿のお尻を見ながら櫛田神社境内をぐるぐるループする羽目になり、すでに汗だく。
何とかケツケツループから脱出して、今度は大博通りの「東長寺(とうちょうじ)」前に移動。
コースの途中にある東長寺では、山笠に参加している子どもたちや舁き手衆が、門前で待つ住職に駆け寄り口上を述べる慣わしになっているようです。
たまたま隣に居合わせたマダムの話では、「東長寺の前に来ると、山の上に乗っている人が一礼するんだけど、その姿にすご~く萌えるのよ」とかなり興奮気味におっしゃってました。
男からするとまったくわからないマダムのその萌え萌えポイントに、何か大きなヒントをもらったような、そうでもないような。
あとはうだるような暑さの下で、山が走り抜けていくのをただひたすらに見物。
この祭りが終わると、博多も夏本番ですね。
Notes
- 博多部の地区単位のチームで、そのはじまりは豊臣秀吉による「太閤町割」が起源とされている。 ↩
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