第二次世界大戦の戦没者
ややショッキングなタイトルですが、アメリカ フィラデルフィアのクリエーター Neil Halloran氏によって制作された「The Fallen of World War II」が、その内容もさることながら、インフォグラフィックとしても非常にすばらしいと思ったのであえてご紹介します。
第二次世界大戦の戦没者 from Neil Halloran on Vimeo.
この作品は、第二次世界大戦やその他の歴史的大戦における戦没者数に焦点を当て、それらをタイムライン上でインフォグラフィカルに表現しながら、戦争と平和について問題提起をしています。
とくに衝撃を覚えたのは、独ソ戦での両国の戦死者数に関する比較です。
独ソ戦において、ドイツは230万人、ソ連は870万人†1の戦死者を出したそうです。
ただ数字で「230万人」、「870万人」と見ても正直ピンときませんが、グラフとして積み上がるピクトがいつまでたっても止まらない様子に、恐怖感と戦争の悲惨さをひしひしと感じます。
そして、この数字に一般市民の犠牲者数が加わるわけで・・・・。
15分と少々長いですが、インフォグラフィックの説得力を堪能することができます。
「長い平和」がいつまでも続きますように。
Notes
- ある研究者グループによると1,400万人にのぼるとも言われているそうです ↩
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