プーアル茶を淹れてみた
先日、ラボメンのNoriさんから台湾旅行のお土産にプーアル茶(普洱茶)をもらったので淹れてみました。
もらったのは紅海堂というお店の小沱茶(しょうとうちゃ、しょうだちゃ)と言われるもので、大きさは約2.5cm程度の固形の茶葉です。
「沱茶(とうちゃ、だちゃ)」とは、茶葉を圧縮して固形した緊圧茶の形状を指しているそうで、「沱(とう、だ)」とはお椀状のものを意味するとか。
確かに、ひっくり返してみるとお椀のような形をしています。
お茶の淹れ方は同封されていたレシピの通りやってみました。
小沱茶を入れたティーサーバーや急須に、350~500mlの沸騰した熱湯を注いで5~10秒程待って終了。
2~3回は繰り返し淹れることができるとのこと。
レシピでは「5~10秒(5-10 sec)」って書いてありますが、そんな短時間ではほとんど抽出されなかったので、これは「5~10分」の間違いではないかと勝手に解釈しました。
プーアル茶は「黒茶」って呼ばれるお茶なのに、5分蒸らしてもこの程度お色味です。
プーアル茶本来の色味からすると全然薄くないですか?
実は、プーアル茶独特の風味があまり得意ではないため、抽出時間はやや短めで調節。
ほのかな香りと酸味に抑えられ、大変おいしくいただきました。
しかし、あのプーアル茶独特の風味って発酵茶だからなんでしょうか?
プーアル茶についてあれこれ調べてみると、緊圧茶にはいろいろな種類があって、瓶茶(びんちゃ)という直径20cmほどもある大きな円盤状のものがあるようです。
この瓶茶を削刀と言われる専用器具を使い、飲みたい分だけほぐして淹れるらしいです。
そのあたり、中国茶と日本茶は少し淹れ方が異なりますね。
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美味しく楽しめたようでよかったです。
緑色の包みは、プーアール茶の中でも日本ではあまり見かけない「生茶」という種類です。
発酵、熟成していないので風味も違って飲みやすかったのかも。
http://www.puer-cafe.com/knowledge/rawcook/rawcook.html
ちなみにもう片方は熟茶になるので、時間をみて調整してくださいね。
どうもありがとうございました。
生茶と熟茶、淹れ方は同じでいいのでしょうかね?