プレアデス星団、ヒアデス星団、そしてストーカー
2018年ペルセウス座流星群の記事で、12日の夜半から13日の未明にかけて東南の方角を撮影したら、流星は写らず代わりに別のものが写っていたと書きました。
それは何かと言いますと、ひとつは「プレアデス星団」、和名で「すばる」です。
そう!あの目を閉じて何も見えず・・・・あぁ砕け散る宿命の星たちよ・・・・あぁさんざめく名もなき星たちよ~♪で有名な、すばるです。
天体については門外漢なので知りませんでしたが、すばるって、星団だったんですね。
実は、1つの星の名前だと思っていたし、まさか肉眼で見えるとも思っていませんでした。
調べてみると、プレアデス星団はおうし座の首あたりにあり、またおうし座の顔あたりには「ヒアデス星団」があって、こちらも肉眼で観察できます。
さらにその下には「オリオン座」が見えます。
星の神話†1によると、オリオンは、7人の美人姉妹であるプレイアデスに一目惚れ、しつこく求婚し追いかけまくった結果、7姉妹は白い鳩に姿を変え、やがて星になったそうです。
白い鳩からオスの牛になった挙げ句、相変わらず目の前にはオリオンが待ち構えているというアイロニー。
まるでストーカー事件やないか!
ちなみに、名曲「昴」では「名もなき星たちよ」と歌われていますが、プレイアデス7姉妹には、マイア、エーレクトラー、ターユゲテー、アルキュオネー、ケライノー、アステロペー、メロペーという名前がちゃんとありましたわ。
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