2019年 明けましておめでとうございます
2019年、明けましておめでとうございます。
昨年は、はんだ付け作業の楽しさに目覚めてしまい、PCの液晶モニター、CDラジカセ、ACアダプター、デジタル式はかりの修理をしました。
今年は修理だけでなく、電子工作にもチャレンジしてみようかなと思っています。
さて、2018年、仕事柄問題だと強く思ったのは、さまざまな調査データの捏造・不正処理の問題です。
とくに厚生労働省で発覚したものが多かったですが、例えば、裁量労働制の労働時間に関する捏造、高度プロフェッショナル制度に関する不適切なニーズ調査、外国人労働者の失踪動機に関する悪質なデータ加工、毎月勤労統計調査の調査手法の過失(本来悉皆調査でやるべきところを一部抽出サンプルのみで調査した期間があるらしい)などです。
もしこのような不正調査を民間の調査会社がやってしまったら、一発で社会的信用を失い、この業界では生きてけなくなる可能性があります。
ましてや、基幹統計を執り行う国の失態ならばなおさら重大です。
現実と乖離したデータに基づく意思決定は、完全に無意味です。
むしろ、不正な方法で作られた調査結果は、害悪にさえなり得ます。
たとえ意図しない調査結果が出たとしても、しかしそれは間違いではなく、新しい事実の発見だと捉えることが、本来の正しい調査リテラシーだと私たちは考えます。
新年早々、ちょっと硬い話になりましたが、クライアントにとって正しい意思決定ができる価値あるアウトプットを提供できるよう真面目にがんばりますので、本年もMarble-Labをよろしくお願いいたします。
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