消費者がCMを創る時代
ひとまず、次のCMをご覧いただきたい。
エニグモのサービスのひとつで、消費者参加型CM制作ネットワーク”filmo(フィルモ)”で制作されたCMである。
いわゆるCGM(Comsumer Generated Media)というものの新しい典型ともいえる。
正直、CMとしてのクオリティはプロの作るそれにはまだ及ばない。
もし先に紹介したCMがTVというメディアで流れた場合、かなり違和感を感じるのではないだろうか。
ただ、その「違和感」とは、もしかすると単にTVメディアという「規格」に合わせて制作されたCMではないということだけなのかもしれないし、映像や音響の技術ハードルがさらに下がれば「規格」に合わせることは難しいことではないだろう。
より重要なのは「コンセプト」や「視点」にある。
プロの集団によって制作されたCMのコンセプトや視点は一定の条件の中で、かなりの程度制約されたものとして露出される。
それは妥協の産物を垂れ流されているだけといってもいいかもしれない。
しかし、”filmo”を通じて制作されるCMは、ユーザーがおもしろいと思うものをユーザーが制作しているという部分において、プロによる妥協の産物よりもはるかに可能性を感じる。
「プロ」が生息してきた不可侵領域が「素人」に侵食されている。
中途半端な「プロ」は優秀な「素人」に取って代わり、「代理店」という手数料商売は消えるべくして消滅するかもしれない。
いずれにせよ、いろいろな技術環境の変化がもたらした、ひとつの結果といえそうだ。
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This is an American Chopper!!
鼻からコーヒー!
このCMのオチ、好きです。国境を越えて笑いを取れると思う。
アイデアやセンスが一番高くつく時代、技術は二の次でも
大丈夫なんですよね。外注でカバーすればいいのだし。
いいんじゃない。
なんかかわいいね8-)
Bindiさん
私の記憶が正しければ、意外にも初コメントではないですか?:oops:
ありがとうございます。
海外のイカしたCMテイストですよね。
日本の規格化されたTV-CMではまずお目にかかれないテイストだと思います。(ベタですけど)
>アイデアやセンスが一番高くつく時代、技術は二の次でも大丈夫なんですよね。外注でカバーすればいいのだし。
激しく同意します。
やや偏った理解では、広告代理店はもう・・・あっ、以下自粛。8-)
pinkyさん
おもしろいですよね。
こういうCMならザッピングしないと思うんですけど。