万緑の稲穂に咲く小さな白い花
8/6(水)、再び高知県の介良小学校さんの取り組みにおじゃましました。
朝の9:30ごろでしたが、真夏の太陽にぐんぐんと気温も上昇。
猛烈な暑さの中、5年生約70名と2年生約60名のダブルヘッダーで田んぼとサツマイモ畑の管理作業が行なわれました。
まずは5年生の田んぼの草引きから。
6/10にあれだけ「ほたこえた」田植えから約2ヶ月、「空中田植え」まで飛び出したわけですが、稲はしっかりと生育していました。
一見すると雑草がないような田んぼでも、稲の合間をかき分けてみるとやはり生えていました。
腰を入れて全力で引っこ抜こうとしても、雑草は途中でちぎれてなかなか抜けない様子。
みるみる体力を消耗していく児童たち。
カエルやバッタやクモやイモムシやトンボやらに気を引かれながらも、炎天下の中の草引き作業は続きます。
じっくり観察すると、まだ若い万緑の稲穂に小さな白い花が咲いていました。
児童たちは気づいただろうか?
場所を移して小学校2年生のサツマイモ畑の様子を見せていただきました。
どれがサツマイモの葉でどれが雑草かわからないくらいの状態で、わらわらと児童たちはいっせいに雑草をむしっていました。
「これは抜いていいの?」、「ぐぐぐっ!抜けない!」と元気いっぱいです。
みんな小麦色に日焼けしていて、青っ白い子どもは誰一人としていませんね。
全体を通して感じたことは、どれが雑草で、どうやれば根っこからうまく引っこ抜くことができるのかを、事前にもう少ししっかりレクチャーしてあげればよかったかもしれません。
辛い作業ですからちょっとでも楽にできれば、草引き以外のことに関心を向ける余裕ができたかも。
まぁ、この炎天下ではどうしようもありませんけど。
草引きが終わった田んぼをもう一度観察しに戻りました。
よく見ると、稲が植わっていない場所があったり、用水路の水門のところに稲が植わっていたり、やっぱり自由奔放に「ほたこえた」田んぼですね。(笑)
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