リムテープ交換のちょっとしたコツ
新車なのにパンク地獄!?
先日、Marble-Labの社用車である自転車を新たに購入しました。
一応新車なんですが、相当リーズナブルな自転車を購入したので、立て続けにパンクトラブルに見舞われました(なんと空気を入れただけでパンクするという始末)。
パンクの原因を調べるためチューブを取り出してみると、リム側で複数の穴が開いているのを発見。
いわゆる「ニップルパンク」というヤツです。
で、その対策として、リムテープとタイヤチューブの交換を自分でやってみました。
交換した部品は、SCHWALBEハイプレッシャーリムテープ(700C用・18mm幅)とContinental チューブ Race28 700×20-25C(仏式60mm)です。
スポーク穴のバリ除去処理
まずは、リム側のパンク対策のため、とにかくスポーク穴のバリをすべてヤスリで取り除く作業をしました。
作業してみてわかったことですが、穴開け加工後のバリが結構残っており、値段が安いとこういうところの処理がかなり雑だなぁと感じました。
社用車のリム幅は約16mm(フランジを入れると約20mm)でした。
交換したリムテープについて
リムテープとは、タイヤ内でチューブに空気が入ったとき、スポーク穴でチューブに穴が開かないためのガードとしてリムに装着されているバンド(テープ)です。
ちなみに、下写真の赤いのがもともとのリムテープでして、素材はおそらくナイロン製の見るからに頼りないヤツ。
今回のパンクが、リムのスポーク穴に残っていた金属のバリが原因だったことからしても、まったくその役目を果たしていなかったということですね。
新しいリムテープは、プラスチック樹脂的な素材で強度もしっかりあり、その名の通り相当高い空気圧でもびくともしなさそうです。
リムテープ交換作業
さて、リムテープを交換するには、まずリムテープのバルブ穴とリムのそれがずれないようバルブ穴にドライバーなどを通しておきます。
バルブ穴を中心に左右均等にリムテープをリムにはめていき、途中でドライバーが抜けないように注意してバルブ側を下にします。
残りあと少しまで来ると、リムテープのテンションがかなりかかります。
その際、新しいリムテープはあまり伸縮性がなく無理に引っ張ると切れそうだったので、自転車用のタイヤレバーを使って滑りこませるようすると、比較的簡単にはめることができました。
約16mmリム幅に幅18mmの新しいリムテープがうまくはまるかちょっと心配でしたが、結果ジャストサイズでした。
これならリム内でリムテープがずれることもなく、また完全にスポーク穴を覆い隠しているので、これでリム側のパンクリスクはほとんどなくなったと思います。
あとは、新しいチューブを入れて、タイヤをはめ、空気を入れて終了。
今のところ、空気が抜けることもなく、リム側のパンク対策はできたはずで、とりあえずひと安心です。
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