奈良県吉野山奥千本~♪奥千本~♪桜の旅行記ふた
「奥千本~♪ 桜の旅行記ひと」の続きです。
金峯神社(きんぷじんじゃ)の右脇から奥千本に向かう山道を登って行きます。
西行庵のあるあたりが奥千本といわれるエリアで、金峯神社から約500m(徒歩約20分)です。
しばらくは上り坂が続き、途中左折し西行庵に向かって急な下り坂になります。
前日の雨で足元が滑りやすくなっていたので、注意して進みました。
そしてついに目的地である奥千本に到着しました。
奥千本には、歌人・西行法師(1118~1190年)が結んだという庵がありました。
今から900年近く前、この庵に3年ほど暮らしていたそうですが、冬はめちゃくちゃ寒かったでしょうね。
西行庵の向かいに建つ吾妻屋から見た奥千本の桜は、残念ながら前日の春の嵐でかなり散ってましたが、穏やかな陽光と山肌を撫でる心地よい春風は最高に気持ちよかったです。
奥千本の広場からスイッチバックするように右手の道を進むと苔清水があり、そこから再び上り坂になります。
坂を登る途中、西行庵のあった奥千本の広場を見下ろすことができます。
西行庵を覆い隠す奥千本のヤマザクラが、淡い桜色の霞のようにも思えました。
奥千本の桜に別れを告げ、奥千本口に戻りました。
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