節子!非常災害用ドロップでも舐めとき!
Pinkyさんから、珍しいものをもらいました。
何とも無骨なパッケージの缶ドロップ。
白地のスチール缶に、片面は青字、もう片面は赤字で「非常災害用サクマドロップス」と書かれています。
保存期間はなんと3年です。
側面には、消防士が放水ホースをもって猛烈ダッシュしているイラスト。
そして、「手軽にエネルギー源が補給できます」と簡単な商品コンセプトが記されていました。
Wikipediaなどで調べてみると、実は「サクマ」ドロップスと「サクマ式」ドロップスがあって、戦前まではひとつの製造元だったようです。
第二次世界大戦中に砂糖の配給がストップしたことによって廃業し、戦後、番頭さんだった人が「佐久間製菓株式会社(サクマ式ドロップス)」を再建、その後社長を務めた三男が「サクマ製菓株式会社(サクマドロップス)」を興し、現在2つの類似商標が存在することになったとか†1。
ですから、この「非常災害用ドロップス」は「サクマ式」も製造していました。
ちなみに、「火垂るの墓」で出てきたのは「サクマ式ドロップス」です。
サクマとかサクマ式とか佐久間とか…なんだかややこしいですね。
今回もらった「非常災害用サクマドロップス」の中身を確認するとドロップの味は、いちご、レモン、オレンジ、パイン、りんご、メロン、すももの7種類のようです。
あれ?この手のドロップスには通常ハッカ味も入っているはずですが、それは書かれていません。
ハッカは、苦手な子どもも多いし、もし非常災害時にハッカ味が出てきたら、その精神的ダメージは計り知れませんからね。
にもかかわらず、試しに一つ食べてみたら、ゲェッ!?ハッカやん! =:[
非常災害時でなくてよかったです。
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