【準備編】ICレコーダーの録音音質テスト
ICレコーダーは、グループインタビューやヒアリング調査などの録音に使う、なくてはならないマーケター7つ道具の内のひとつです。
ちなみに、他の6つは知りませんので、コメントで教えてください。
そんなICレコーダーの録音音質について、実験を兼ねてテストしてみました。
まず実験する機材やら条件やら環境やらを整理すると、だいたい以下のとおりです。
実験テーマ
ICレコーダーの録音音質に関して、①ICレコーダー(内蔵マイク)、②コンデンサマイク(ステレオ)、③コンデンサマイク(モノラル)の使用で差があるかどうかを耳と目で確認すること。
実験機材(一覧表)
① ICレコーダー (内蔵マイク) | ② コンデンサマイク (ステレオ) | ③ コンデンサマイク (モノラル) | |
機材名 | OLYMPUS Voice-Trek V-13 | audio-technica AT9901 | ELECOM MS-STM54 |
指向特性 | – | 単一指向性×2 (ステレオ) | 無指向性 |
周波数特性 | 50~13,000Hz (HQモード時) | 100~17,000Hz | 20~16,000Hz |
感度 | -70dBv | -40dB | -54±3dB |
※全部相当古い機材なのであしからず
実験環境と実験方法
室内において、音源より約1m離れた場所からの録音。
音源は、Youtubeより”INCOGNITO NEW VIDEO 2012 (OFFICIAL) FULL HD”を使用(選曲理由は完全に趣味です)。
分析方法
それぞれで録音した音を実際の耳で聴き比べるのと、音質レベルをグラフ化し視覚的に確認。
音質レベルのグラフ化に使用したのは”WaveSpectra“というフリーソフトです(制作者様に感謝)。
とりあえず「準備編」はここまでで、次回「聴覚的分析」に続きます。
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