ドッペルゲンガーの謎解明?
巷で「世の中には自分に似た人が3人存在する」という話をよく耳にします。
文学作品などでは「ドッペルゲンガー」として描かれるこの現象について、ちょっと疑問に思いました。
もし自分に似た人が3人いるとすれば、同様にその3人にも似た人が3人ずついるはずなので、似ている人の人数はねずみ算的に増えてしまい、「世の中には自分に似た人が3人存在」という大前提が崩れてしまうのでは?と。
結論から言えば、ねずみ算的に似ている人が増加するという仮説は、2つの点で否定されると思います。
1つ目は、「世の中には似た人が3人存在」を前提としたとき、A=B=C=D以外にD=E=F=Aが併存した場合、Aに類似の人物はB・C・D・E・Fと3人以上となるため前提が覆ってしまう。
2つ目は、「世の中には似た人が3人存在」の前提が覆った場合、恒久的に似ている人が増加すると、究極的には全員似ているということになる。
したがって、前提となる「世の中には似た人が3人存在」とはどういった関係性かというと、A=B=C=D以外は認めない、限定的で閉鎖的なネットワークであり、結局、「自分に似た人」の人数は限定3人ということで落ち着きました。
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