Googleマップに複数のマーカーを一括でプロットする方法
Googleマップの「マイプレイス」で、自分用にカスタマイズした地図を作成することができます。
今回は、Googleマップの「マイプレイス」で地図を作る際に、Excelの住所リスト(CSVやXLSXファイルなど)をインポートして、地図上にマーカーを一括でプロットする方法を解説します。
Excelで住所リストを作成
今回はサンプルとして、福岡市中央区にある公民館15か所分をプロットしてみます。
住所リストはExcelで作成します。
データ項目は、「No.」「Name」「Zip」「Address」「TEL」「Memo」を設定しました。
各項目に必要な情報を入力したのち、CSV形式(XLSXでもOK)で保存します。
インポートする際に最小限必要なデータは、マーカーに表示するラベル情報(例えば「名前」)とマーカーの配置情報(例えば「住所」)の2項目です。
マイプレイスにファイルをインポート
パソコンのブラウザでGoogleマップを開きます。
Googleマップのメニューから「マイプレイス」を選択します。
「マイプレイス」の「マイマップ」タブを選び、一番下にある「地図を作成」をクリックします。
地図の編集画面に変移しますので、「無題のレイヤ」の「インポート」をクリックします。
インポートするファイル選択ダイアログが表示されるので、準備したCSVファイルをアップロードします。
目印(マーカー)を配置する情報を選択するダイアログが表示されるので、住所データを入力した項目「Address」を選択し、「続行」をクリックします。
もし緯度経度データの場合は、「緯度」「経度」を別個に同時選択するので、Excelでは「緯度」「経度」は分けて入力しましょう。
次に、マーカーのタイトルに使用する項目を選択するダイアログが表示されますので、ひとまず「Name」を選択し、「完了」をクリックします。
処理が行われたのち、マーカーがプロットされた地図が表示されます。
表示の調整
初期表示でプロットされたマーカーが見えにくい場合は、9つの「基本地図」から自分好みの表示に切り替えてみましょう。
プロットしたマーカーにラベルを表示するには、「均一スタイル」をクリックします。
「ラベルを設定」のドロップダウンメニューから、表示したい項目を選択します。
また、「場所のグループ化方法」からはマーカーの表示スタイルを、同一化したり、連続番号にしたり、個別に設定できるようにしたり、条件でグループ化したりできます。
マーカーのアイコン種類や色を一括で変更したい場合は、リストの「」をクリックすると、色やアイコンを変更するためのダイアログが表示されます。
あとはプレビューで確認しながらイジってみて、カスタマイズしてみてください。
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