最近のスマートフォンのサイズを比較
先日、梅を見物に行ったときの話です。
梅を見に来ていた別の見物客から記念写真の撮影を頼まれました。
渡されたのがスマートフォンで、持った瞬間「デカっ」と思いました。
iPhoneでないことは確かですが、機種が何だったのか不明。
このサイズでまず電話する気にはならないし、もはや持ち歩くことさえ億劫に感じる代物でした。
そこで、最近のスマートフォって一体どれくらいの大きさなのか調べてみました。
まず、データ元として参照したのは、スマートフォンガイド.netさんの「最新スマートフォン46機種徹底比較」です。
そこで紹介されていた最新のスマートフォン(2012年9月~2013年4月ごろまでに発売)を少し整理して一覧表にしたのが下の表です。
高さ・幅・重さとも最大だったのは「GALAXY Note II SC-02E(docomo)」で、その高さ(151mm)に関しては文庫本とほぼ同じサイズとなっています。
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逆に、高さ最小の端末が「ボス電 107SH B(SoftBank)」、幅最小の端末が「HONEY BEE 201K(SoftBank)」、最軽量の端末が「iPhone5」です。
さらに、上の表にある39機種のサイズを比較したグラフを作成してみました。
グラフの説明をすると、縦軸が高さ、横軸が幅、バブルチャートの大きさが重さを表しています。
グラフ中の赤い水平線が高さの平均(131.4mm)、青い垂直線が幅の平均(65.9mm)ですので、赤い線より上にあるものは高さがより大きい端末、青い線より右にあるのは幅がより大きい端末ということになります。
また、赤い線と青い線の交点が両方の平均値を示すので、その交点に最も近い「Optimus G L-01E(docomo)」は、その名の通り39機種の中で最も平均的な端末であるといえるでしょう。
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グラフをみてもわかるように、先ほど出てきた「GALAXY Note II SC-02E(docomo)」は、39機種の中ダントツにデカくて重い端末であることが明らかだと思います。
一方「HTC J butterfly HTL21(au)」、「Xperia Z SO-02E(docomo)」、「GALAXY SIII Progre SCL21(au)」は、サイズが大きい割には軽い端末のようですね。
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ちなみに、いまだ現役で活躍中の灰鰤ちゃんこと「HYBRID W-ZERO3(WILLCOM)」のサイズは、高さが120mm・幅が53mmなので「HONEY BEE 201K(SoftBank)」とほぼ同じ大きさですが、重さが158gもあり、最新39機種の中だとトップ5に入るほど重い端末でした。
今後ますますスマートフォンは巨大化の方向へ進むのでしょうか?
どんどん大きくなるスマートフォン端末を数十年後にみたとき、今私たちが80年代の携帯電話をみるときのような違和感を感じるかもしれません。
さらに、iPad miniやKindle FireなどのタブレットPC端末とのサイズ的な距離感ってどうなっていくんでしょうか?
それについては、また後日ということで。
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