若者の投票率について
今日、平成25年7月21日は第23回参院議員選挙の投票日でした。
今回からインターネットによる選挙活動が解禁になり、E-MailやSNSなどのソーシャルメディアなどが利用されました。
ネット解禁によって投票率にどのような影響が出たのか気になるところですが、どうも期待されたほど効果は出なかったようです。
考えようによっては、インターネットによる選挙活動がなかったら、さらに投票率は低率に留まったのかもしれません。
しかしながら、投票率が50%前後で推移し、とくに20~30代といった若い世代の投票率が低い状況が続いているというのは、いろんなアプローチでちゃんと調査して分析して打開策を打つ必要があるのではないかと思いました。
教育レベルは向上し、情報は溢れ、投票機会も拡充され、しかも今回からインターネットによって主体的に情報収集がやりやすくなったにも関わらず、相変わらず若い人たちの投票率が上がらないという事態。
若い有権者たちの自発的な政治参加意識の芽生えに期待するのは、残念ながらダメなのでしょうか?
もし若者にたずねたら、政治に関心が持てないのは政治がおもしろくないからだと答えが返ってきそうですが、若者が参加しないから政治がおもしろくならないのだよと、おじさんは言いたいのであります。
仮説ですが、投票に行かない人の所属するコミュニティは、きっと投票に行かないメンバーで構成されているのだろうと。
この場合のコミュニティは、友人関係もあれば、職場の仲間や家族まで含んで考えています。
一方でもしかしたら、身近な問題は所属するコミュニティが解決してくれるから、政治という大掛かりな装置に頼るまでもないということもあるのかもしれません。
個人からそのコミュニティに射程を広げて捉えると、何らかの有効策が見えてくるかもしれませんね。
とにかく、若い人たちの率直な意見を聞いてみたいものです。
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